実践EM飼育法 - 安心生産農園

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					北海道産サロベツ合鴨、有機野菜等の通販。有機認定を取得し無農薬・無化学肥料で栽培。あいがもは配合飼料から抗生物質を除き、より安全な飼育方法を実践。安心生産農園が運営。

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実践EM飼育法

安心生産農園が現在取り組んでいるＥＭ技術を利用した
サロベツ合鴨の飼育の様子を紹介しています。

雛

中雛

成鳥

成長は速く飼育期間は8週齢（56日間）ですが,これにはいろいろな見解があります。輸入品の多くは飼育期間の短いものが多くこれが肉質が劣る原因となっていると言われています。
赤身が薄く、味にコクがない原因の一つと言われています。そのため国産品では飼育期間が10週齢（70日間）のものが多いのが現状で、これは飼育期間だけではなく飼料、飼育環境等も影響しており、いちがいに結論付けることはできませんが飼育期間が短いと肉質は軟いが赤身が薄くなり味にもコクがなくなる。長いと硬くなるが赤身は濃くなり味はコクがある。ということは言えますが何日飼育しているから良いとか悪いとかではなく肉質の状態で判断できる問題です。

中雛舎内

育成舎内

現在の家禽管理の基本は消毒にあるのが現状ですので、それに習い消毒をしていたのですが菌管理の考え方を習ってからは消毒よりは清潔な飼育環境を整えることを衛生管理の中心に行っています。これがＥＭに関心を持った原因で考え方が一致したのです。ＥＭ等の菌管理の考え方は調和の技術です。以前より疑問に思っていたのですが地球上には菌で満ち溢れています。いくら殺菌しても特殊な環境を造らない限り無菌状態は望めません。それならば悪い菌が勢力をもち悪さをしないように良い菌が勢力を持つ状態を造りだす努力をしたほうがいいのではないかと言う事です。これはいろいろな見解があると思いますが、現在はＥＭを利用しての衛生管理が上手くいっている以上、菌管理の考え方で進めています。

園内でぼかしを作り、
メーカーへ。
その他生ゴミ用に使用。

飼料はオリジナルの配合でメーカーにお願いしています。抗生物質を抜いてＥＭぼかしを３％添加しています。
家畜全般に言えますが飼料は肉質を決定する大きな要因の一つで、豚等では脂肪の色が白いほど等級があがるらしくトウモロコシはひかえめになります。また、飼料メーカーはカロリーを低く抑えています。カロリーを上げると内蔵疾患の発生頻度が増すからと言われているからで飼育後半に高カロリーにもっていって増体させるというのが基本だそうです。安心生産農園でもその考え方に従って配合していますが、これは思考錯誤の世界でどれが正しいというものではないと思っています。

水を飲む雛
現在は水道水

給水は特に水鳥である合鴨には大切な要因と一つです。
現在は水道水を利用していますが、水道水にはフリーラジカル活性化物質の塩素が添加されているため、何らかの対策が必要で「川の水・地下水等の利用」の利用を検討中です。

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